更新日:2025年4月 1日
看護学専攻のご紹介
育成支援看護学分野
領域の紹介
現場で働きながら実践力を磨いてきた看護職の方で自分の実践の意味を見つめなおし、もっとできることがあるのではと感じている方がいらしたら是非大学院で学ぶことを視野に入れてください。妊娠?出産?子どもや家族のことをライフサイクルに応じて深く考え、研究に取組むことでこれからの自分の実践やさらなる研究に取組む良いチャンスと思います。まずは第一歩踏み出す勇気を!
~大学院を目指す人へ~担当188bet体育_188体育平台-官网からのメッセージ
中越利佳
大学院での学習や研究と聞くと,とても難しいことをするイメージはありませんか? 育成支援看護学領域の母性分野では,女性のライフサイクルにおける健康課題や思春期の支援,妊娠?出産?子育て支援など日頃の看護実践に密着した研究活動が行われています。日々の看護実践の中で疑問点や気になることがあるなら,大学院でその疑問を解明していきませんか。一緒に研究の楽しさを分かち合えたら嬉しいです。
仲渡江美
『学べば学ぶほど,自分が何も知らなかったことに気づく。気づけば気づくほど学びたくなる(アルベルト?アインシュタイン)』自らの研究の目標に向かって,自分を開拓してください。
大学院生からのメッセージ
石川桂さん
大学院に入学して早くも2年半が経過し、来年の3月に終了できるよう修士論文に取り組んでいる最中です。大学院に入学するときは「仕事と大学院の両立はできるのだろうか。学業にはついていけるのだろうか。」と期待よりも不安の方が大きかったのを覚えています。今でも不安の方が大きいというのが正直な気持ちですが、先生方の丁寧なご指導や同期の仲間と助け合いながら頑張っています。そんな僕の最近のスケジュールを簡単に紹介したいと思います。
仕事は看護師として2交代の勤務をしながら働いているため休みは不定休です。僕の場合は仕事終わりや休みの日、時間が空いたときに大学の図書館で研究のことをしていることが多いです。また先生方との研究の話し合いは僕の休みの日と先生方の都合の良い日に行っています。最近は修士学位論文中間発表があるため週に1~2回程度行い、先生方との研究の話し合いを通してデータ分析に取り組んでいます。僕は短期集中型なので時間を決めて課題に取り組み、趣味やリフレッシュ、家庭での時間を大切にしています。入学してからの2年半で何かは変化したのではないかと思っています。その変化したことが何なのか、それを楽しみに研究に取り組んでいる真っただ中です。
【石川桂さんの研究の一部を学会で発表】
テーマ:NICUに入院経験のある医療的ケア児の母親が退院を意思決定した要因の文献検討
2019年8月3日~4
日本小児看護学会第29回学術集会にて発表(in札幌)
188bet体育_188体育平台-官网の研究活動
中越利佳
妊娠?出産を控えた若い女性、子育て世代の女性の子宮頸がんが増加しています。にもかかわらず、この世代の検診受診率が低いことが大きな問題です。現在、子宮頸がん検診受診の行動心理を明確化し、子宮頸がん検診受診のための啓発プログラムの開発に取り組んでいます。
日本学術振興会における科学研究費助成(科研費基盤C)実績
?20歳代女性のセクシャリティを育む子宮頸がん検診受診行動啓発プログラムの開発(2012-2016)
?20歳代女性の未来を守る子宮頸がん検診テーラード啓発プログラムの開発(2017-2021)
仲渡江美
生後1年未満の乳児から高齢者まで生涯を通しての顔認知の発達研究に取り組んでいます。
発達科学研究教育奨励賞(財団法人発達科学研究教育センター)
乳児の母親顔認識における発達過程の検討(2008-2009)
日本学術振興会における科学研究費助成(科研費)実績
?乳児の顔認知発達における脳機能の研究(2010~2012)若手研究B
?幼児?児童でのNIRSによる顔認知の発達過程の研究(2011~2012)新学術領域研究(公募研究領域「学際的研究による顔認知メカニズムの解明」)
?NIRSによる乳児の顔認知に関する縦断的研究(2012-2014)基盤C
?化粧による顔の魅力に関する認知神経科学的研究(2015-2017)基盤C